「仕事に行きたくない」と思ったらやってみること

「仕事に行きたくない時の対処法」というコラムなのですが、正直に言いまして、私が知りたい。

「会社行きたくない」

「働きたくない」

「地主になりたい」

……と呟きつづけて数十年。

今日も「会社爆発していないかしら」と夢想しながら電車にゆられて出社した「会社に行きたくない」プロの私に、いったい何が言えるのだろうか……と頭を抱えています。

とはいえ、プロとして日々「会社に行きたくない」「朝、布団から出てないのに既に帰りたい」とゴロゴロしながらも、社会人としてやってきているということは、何かしらの秘訣があったはずだ……! と無理やりポジティブに考えて、どうにかやっていくためのライフハックをお伝えしようと思います。

■仕事に行きたくない理由

「仕事に行きたくない理由、それは会社に行きたくないからである」、と言いたいところですが、理由が具体的にある時と、ない時があります。

具体的な場合とは、仕事に起因した「嫌なことがある」場合が大半です。嫌いな人がいる、嫌いな仕事がある、などの「嫌」な対象が明確に会社にある場合は、誰だって行きたくありません。

曖昧な場合は、具体的な不満点や嫌いな人がいなくても「なんとなく会社に行きたくない」という気持ちが沸き上がるパターンです。私はだいたい後者です。働きたくない!

◇行きたくない理由がわからないこともある

理由が曖昧だが、とにかく「会社に行きたくない」という気持ちが非常に強い時、それはだいたい2つのパターンに別れます。

1.体調が悪い・疲労がたまっている

2.プライベートでテンションが下がることがあった

「とにかく休みたい、なんかもう疲れすぎていて無理……」と思う時と、何かしらプライベートで疲弊することがあり「やだー! もう仕事とかしらない! ディズニーランド行く!」という気持ちが原因なことがあります。

「会社が嫌なわけじゃないのに」、行きたくない気持ちが強い場合は、だいたいこの2つのどちらかです。

人間、別に仕事を中心に生きているわけではないので、「社会人として、プライベートとオフィシャルは分けるべきだ」とわかっていても、無理なものは無理です。

◇女性にありがちな「仕事に行きたくない理由」

「仕事へ行きたくない」は一部のワーカホリック以外にとって、人類共通の心情だと思いますが、女性は生理などの影響もあり、男性より体調や気分などに左右されやすい面があります。

☆(1)職場の空気が合わない

「そんなことで!?」と侮るなかれ。

週5日、強制的に所属する環境が「なんとなく居心地が悪い」場合のストレス度合いははかり知れません。「なんかやだなぁ」と思うことを毎日続けている中で「会社へ行きたくない」と思うなんて、「人は空気がないと生きられない」と同じくらい明らかです。

明らかに「嫌いな人」や「嫌な人」がいない場合、より「みんないい人なのになんでだろう」とテンションが下がっていく可能性すらあります。

☆(2)嫌いな人や苦手な仕事がある

理由が明確なパターンです。職場に明確に「嫌い」「苦手」な人や仕事がある場合、「会社に行きたくない」と思うのは自然なことです。

しかし、社会人である以上、仕事関係の人を好き嫌いで判断もできませんし、仕事も放りだすことができません。

ある意味で「どうにもならない」ことがあるからこそ、「会社」へ行きたくないと思ってしまうのは自然なことです。

☆(3)テンションが下がる街に会社がある

「幼稚園生か」というツッコミが入りそうですが、立地は地味にテンションに影響します。

自分の好きな街、そうでもない街というものは存在します。理由は人によるでしょうが、会社の立地が自分の「あまり好きではない街」だった場合、会社そのものではなく、その街に対するテンションが低いことで結果として「会社(がある街)に行きたくない」という感情が芽生えても不思議ではありません。

ちなみに私はテンションに影響するため、転職の際はその会社の入っているビルや場所は重視します。

☆(4)天気が悪い

「子どもか」と言われそうですが、雨や風、雪や雹……など、気が滅入る天気の時に「家から一歩も出たくない」と思うのは至極まっとうな感性です。

最近は天候不良時のリモートワークなども導入されてはいますが、そうはいっても単純な雨だけで「リモートにします!」と柔軟に働ける環境が整備されているわけでもありません。

雨で広がる髪やのらない化粧を前に「会社に行きたくない……」とうなだれるのは仕方がないことです。

■仕事に行きたくない時の対処法

四六時中、仕事に行きたくないわけですが、それでも行かなきゃいけないのが社会人です。どうやったら会社に行けるかを考えてみましょう。

◇仕事に行きたくないと思ったらやるべきこと

☆(1)新しい/お気に入りのアイテムを身に着ける

お気に入りの服や、新しいコスメなど「気分が上がる」ものを身につけるのはてっとり早くテンションを上げる方法です。「会社に行くから」ではなく「この服を着たから」「このメイクをしたから」外に出るのだ、と脳を騙すのです。

出た先の目的地は会社ですが、だいたいの「会社に行きたくない」は「家から出るのが嫌」と同義なので、家から出るためにテンションを上げるのは有効です。

☆(2)会社近くのおいしいランチを食べると心に決める

会社周辺に自分の好きなお店のひとつや2つはあるものです。目的を「会社に行く」ではなく「おいしいご飯を食べる」に設定する、脳騙しライフハック第二弾です。

とはいえ「無理」「嫌だ」と思っている人に「がんばれ」と言っても無駄なように、人間は対価がないと動きません。そのため、自分で自分にご褒美を与えて自分を動かすしかありません。

会社に行っただけで偉いので、ちょっと高いランチもご褒美と割り切ってしまいましょう。出社するだけで偉いのですから、遠慮は無用です。

☆(3)退社後の予定を決める

目先の億劫な予定を忘れるために、楽しみな予定を決めて上書きするのも有効な手段のひとつです。

当日行ける美容院やマッサージ、予約不要のウィンドウショッピング、退社即帰宅して漫画を読みふけるなどなんでもいいから、決めてしまいましょう。

「今日、会社に行ったら楽しいことがやれる!」と思うとなんとか「行きたくない」に勝てる可能性があります。

◇「仕事に行きたくない」と思わない働き方とは

そんなものはありません。

世の中には「仕事大好き! 土日も働きたいくらい好き!」という奇特な方もいますが、基本的には労働なんてものはないにこしたことがありません。労働は苦行です。

ただ、「会社に行きたくない」「仕事が嫌だ」と思う頻度を減らすことは可能で、それは「自分にとって無理がなく、楽しいと思える瞬間がある仕事をできるだけ増やす」という、自己分析×環境の獲得という2つの軸によってなされます。

世の中には「自分らしい働き方!」「楽しい仕事!」というキャッチフレーズが飛び交いますが、基本的に仕事がそんなに楽しい(=苦がなく、お金を払ってでもやりたいもの)ということがレアだ、と知っているだけで、自分の「仕事に行きたくない」を過剰に責める必要がなくなるため楽になれます。

◇「仕事を辞めたい」とまで思ったら

「仕事を辞めたい」と思う頻度が高いならば、メンタル的にも黄色信号のため、辞めることを想定して動くことをオススメします。

ただし、あまりに疲れていて突発的に「辞めたい」と思っているかもしれないので、とりあえず有給休暇を取ってリフレッシュすることをオススメします。

ハードルが低いものから3つ手段はあります。

1.休暇を取る

2.異動する

3.転職する

少し休んでも「辞めたい」気持ちが収まらないのであれば、会社自体を辞めたいのかどうかを考え、異動なり、転職なりの手段を取るために動くのが懸命です。

仕事は、同じ場所でずっと働きつづけなくてはいけないものではないので、自分に本当に合わないと感じるのであれば、場所を移すのは選択肢として十分にありえます。

「仕事に行きたくない」が何起因なのかはきちんと考えよう

働いていれば「会社に行きたくない」と思う日があるのは自然です。ただし、このコラムで書いたように、具体的な理由なのか、曖昧な理由なのか、嫌な理由が排除可能なのかなどは、多角的に判断する必要があります。

「今日は無理」ならば、休むのは手段のひとつですし、いい意味で自分を騙すのは長期的に働く上では不可欠な対応です。

自分の「今日は仕事に行きたくない」が一過性のものなのか、慢性的なものなのかによって対処方法は変わります。

気分の範囲ならばご褒美ロジックで奮い立たせ、根本的対処が必要ならとりあえず一旦休んで考えましょう。今回は以上です。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです

9/30 7:10 マイナビウーマン

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